自宅で黒にんにくを作る方法!炊飯器で保温するだけの簡単レシピ
黒にんにくとは、にんにくを黒色になるまで熟成させたものです。
栄養価が普通のにんにくとは比べ物にならないほど高くなるようです。
産直市場などで置いていることが良くありますが、最近ではスーパーでも置いているので手軽に食べることができますが、値段が高いのが難点でしょう。
大3つで2000円ほどするものもあり、気軽に毎日食べるのは抵抗がある・・ので、自作しています。
そのレシピをまとめたので、公開します。
味・におい
プルーンのようなねっとりした味です。
食べやすくいので一度にいくらでも軽く食べられますが、体質によってはにんにくは大量に食べるとお腹を下しますので、注意が必要です。
私は1日に3片食べるとお腹を下します。
にんにく臭はほぼありませんが、朝食べるのは控えたほうが良いと思います。人からどう思われるか分からないので・・
体への効能
弘前大学元教授 佐々木甚一氏のコメント|熟成黒にんにくとは|協同組合青森県黒にんにく協会
上記の黒にんにく公式?サイトによると、抗酸化成分がとても高いようです。
ネットで調べると、元気が出るなどの意見がありますが、個人的には栄養ドリンクと同様にプラシーボ効果もある気がします。
ただ、にんにくそのものが栄養価が高いので、体に良いことは間違いないと思います。
必要なもの
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にんにく
5.5合炊きの炊飯器であれば、大10個ほど、中であれば12,3個を一度に熟成できます。
注意すべきは、7月ごろに出回る新にんにくは扱いが難しく、熟成前に乾燥させる必要があるようですので、避けたほうが良さそうです。
中国産のにんにくでも作れますが、健康のための黒にんにく作りに外国産を使うことは矛盾がありますので、できれば国産が良いと思います。味も国産の方が良いようです。
- 断続的に保温が出来る炊飯器
炊飯器によっては、数時間で保温が切れるものがあるようですので、ずっと保温し続けられるか確認する必要があります。
また、黒にんにくを一度作ると炊飯器ににおいがついてしまうので、できれば黒にんにく専用機が良いです。
保温機能があれば良いので、壊れて買い替えたあとの炊飯器などで問題ありません。
- 竹かご
炊飯器の底に水が貯まることがあるので、にんにくが水に触れないようにするためのものです。100均で売っています。
ステンレスなどは錆びるそうなので、竹製が良いようです。
- 新聞紙
にんにくを包むためのものです。1枚で良いです。
- 周辺住戸から距離のある設置場所
びっくりするほどにおいがします。屋内では作れません。
一般的なマンションのベランダで作ることは止めましょう。苦情が来なかったとしても、迷惑に思われることは間違いないです。
私はにんにくのにおいが苦手ではありませんが、作っている期間は窓を閉めます。
作り方
こちらのサイトを参考にしましたが、私の炊飯器では乾燥気味になってしまうので少しアレンジしました。
- ベランダに置いた炊飯器の底に竹かごを敷く
- 新聞紙で包むように、にんにくを入れる
- 保温スイッチを入れる
- 1週間後、炊飯器の底に水大さじ1を入れる
- 更に2日後、炊飯器のスイッチを切り、黒にんにくを袋にビニール袋に取り出し、屋外で封をせずに置く
- 更に7日後、袋を封をして屋内で保存する
ポイントは4の注水です。
炊飯器の性能差もあると思いますが、私の炊飯器の場合は乾燥気味になってしまうようで、1週間経ってにんにくの皮を向いてみると水分が飛んでしまっているので、少しだけ水を足して追加で熟成させます。
乾燥したまま熟成を続けると、味が悪くなってしまうので注意しましょう。
にんにくの皮を向いてみて、汗をかいているようであれば注水の必要はありません。
また、黒にんにくは炊飯器での保温が終わってからもどんどん熟成するようで、置けば置くほど味が落ち着きます。保温が終わってすぐは美味しくありません。
保存方法
屋外でネットに入れて保存する方法もあるようですが、乾燥が進みそうなので私は最初の1週間だけ乾燥させ、以降はビニール袋に入れて口を縛っています。
皮を剥かなければ、半年程度は保存出来ると思います。
また、皮を剥いて冷凍する保存方法もあるようです。食べやすくなるという情報もあるので、いつか試したいと思っています。
自作すれば毎日1片食べても1日30円ほどですので、サプリメントくらいの気軽な気持ちで続けられます。
黒にんにくを定期的に買っている方は、自作してみてはいかがでしょうか。