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夜間の電気使用量が1/3に!エコキュートの設定を見直して電気代を節約する方法

給湯にはガス式と電気式の2種類あり、電気式の中には燃焼型とエコキュートの大きく2種類あります。

今回はエコキュートと呼ばれる、貯湯タンクを備えた給湯機器での節約法を見つけたので紹介します。

 

エコキュートはお湯を作ってタンクに貯めておき、使うときにはタンク内のお湯と水とを合わせて温度調整しています。

タンク内は保温機能もありますが、完全ではないのでお湯を使って無くても一日経てば温度が下がってしまい、タンク内で自動で追い焚きしています。

燃焼型と異なりお湯を使うときに電気を使用しないので、電力会社の時間帯別電灯と呼ばれる夜間に割安な電気プランを使用し、夜間にお湯を作ることで電気代を節約するとともに、ピークシフトにも貢献することができます。

 

給湯器にはリモコンで設定を変更することが出来ますが、多くの人は初期設定のまま使用していると思います。

今回、変更するのはタンク内の温度設定です。

 

給湯器のメーカーによって設定は異なりますが、温度設定には「自動」「高」「中」「低」といった設定があります。

「自動」は居住者の使用実績を学習して適切な温度設定にするものですが、お湯が足りなくなる事態を回避するために高めの温度に設定されています。

そのため、必要以上に高温のお湯が毎日作られることで、余計な電気代がかかっています。

 

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我が家の給湯器の設定画面です。

「自動節約」にしていた時、タンク内は84度設定になっていました。今は夏ですしそこまでお湯は不要と考え、「低」に設定し直しました。

 

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設定変更の前後の比較です(右は暗くなってしまいました・・)。

8/1から大幅に夜間に電気使用量が減少していることが分かります。11.3kWhから3.6kWhへ約1/3になりました。

 

「低」にしたことで、タンク内の温度は45度とかなり少なくなりましたが、毎日の使用でお湯が無くなることはありません。

今は夏なので良いですが、設定を変える際は一度「中」にしてみて、問題なければ「低」にしたほうが良いと思います。お湯がなくなったら困るので・・