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クロス取引を使ってリスク0で株主優待をゲットする方法

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株主優待と聞くとある程度の資金を投資して株を購入し、ずっと保有し続ける必要があると思っていた。

購入した株の価値が下がれば株主優待の利益など一瞬で吹き飛ぶと考えていたが、クロス取引という手法を使えばリスク0で少しの手数料だけで株主優待を手に入れられることを知り、9月末に10銘柄ほどゲットした。

 

仕組み

株主優待を得るためには、長期保有する必要がある株を除けば1年で1日だけ株を保有しておけば良い。

そのため、前日までに株を買っておくのだが、同時に信用取引で同数の株を売り注文することにより、株価が値動きしても買いと売りで同数保有しているため、資産に影響が無い。

買いと売りとで手数料がかかるため、できるだけ手数料がかからない証券会社を選ぶ必要がある。

また、信用売は一般信用と制度信用とがあるが、一般信用が手数料(貸株料)が固定式であり、制度信用は莫大な手数料が課せられる可能性がある。

その分、一般信用は株数が限られており早く買わなければ在庫が無くなったり、先着順なので競争が行われる。

株主優待の権利を得られる日まで株を現物買と信用売の両方で保有し、その日の夜に現渡という相殺手続きをする。

 

手数料無料枠のある証券会社

証券会社も顧客獲得のため、手数料で価格競争をしているが、初心者におすすめなのは次の3つ。

 

  • SBI証券

現物買と信用売とでそれぞれ1日100万円まで手数料無料。

ここまでの無料枠がある証券会社は無い。初めて証券会社の口座を作るなら一番おすすめ。

 

  • 楽天証券

現物買と信用売との合算で1日50万円(12月からは100万円)まで手数料無料。

SBI証券では扱っていない一般信用の売り注文ができる銘柄もあるので、合わせてすると良い。

 

  • 松井証券

現物買と信用売との合算で1日50万円まで手数料無料。

SBIと楽天に比べると枠が少ないが、その分人気銘柄も在庫があることが多いよう。

 

戦績

前述3証券会社であれば株の売買手数料はかからないが、信用売で株を保有するのに1日あたり数十円~の貸株料がかかる。

私は今回、SBI証券と楽天証券で権利付き最終日から3日ほど前から当日まで、10銘柄ほど購入したが、手数料は1銘柄あたり20~150円だった。

得られた株主優待はクオカード500~1500円や割引券などであり、ノーリスクローリターンといっったところ。

手数料をもっと安くするためには現物買をせずに信用買→現引(現物に変える)したり、証券会社の大口顧客になるなどがある。

そこまで時間と労力をかけるものでは無いが、空いた時間にリスク無しで稼ぐことができるので、ちまちま続けていきたい。